今日は休日・・・いい天気だ・・・

紅竜を誘おうとしたら、朝から出かけていて、部屋にはいなかった。
仕方なく、俺は部屋に戻った。
部屋で、ゴロゴロしていてもつまらないし・・・
何処かへ行く目的もない。
俺は、道場へ向かうことにした。
あの場所は、部屋より集中できるし、
黒竜先輩や仁竜先輩も結構利用してるから・・・
トレーニングするには、うってつけな場所だ。

道場に着くと、俺は早速着替えに、ロッカー室へ向かった。
着替え終わると、妙に興奮してきた。

どうやら誰かいるみたいだ。
・・・黒竜先輩だ。
先輩が筋トレでを汗を流していた。
「先輩。おはようございます。」
黒竜先輩も、朝から頑張るな・・・相当な汗の量だ。
「おう、鉱竜か・・・おはよう。」
黒竜先輩が、筋トレをしながら答えた。
先輩の体の汗が、日差しの反射で光っている・・・
俺は、黒竜先輩の体に見惚れていた。
「どうした・・・?」
黒竜先輩が声をかけてきた。
「え、・・・あ、いや・・・その・・・」
口篭っていると、黒竜先輩がこう言ってきた。
「鉱竜。時間はあるし・・・俺と勝負してみるか?」
先輩から誘ってくるなんて、意外だな・・・
「はい。お願いします!!」
俺は、先輩の誘いに乗った。

すると、黒竜先輩が裸になり始めた。
「お前も脱ぐか?今日は休日だし、周りに誰も居ないだろ。」
俺は唖然とした。
なんで・・・?でも、黒竜先輩・・・デカイなぁ。
俺もそうだけど、激しい動きをすると、モッコリが揺れるんだよな・・・
先輩に合わせ、俺もその場で裸になった。
「どうします?俺、翼使ってもいいですか?」
空中攻撃が有りなら、俺にも勝機があるかも・・・
「攻めに使わなければいいぞ。あと、何をしてもいいからな。俺もそのつもりだ。」
やっぱり・・・黒竜先輩は甘くないな・・・
でも・・・本当に何をやってもいいのかな?
俺は、構える・・・
「いきますよ・・・先輩。」

真正面から掴みかかりに行く・・・
先輩は、すっと懐に入り、腕を捕らえ投げ飛ばす。
俺は、翼を使って態勢を立て直した。
「上手いな。さすがに投げ技は通用しないか。」
先輩は、俺を試したのかな?
そう思っていると、先輩が突っ込んできた。
俺は、反応が遅れて先輩に腰を掴まれた。
そのまま先輩が締め上げる・・・

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